LED表示器 特注仕様事例
標準仕様への機能追加・変更
標準仕様の基本機能を大きく変えることなく、必要な機能を追加したり、わずかな動作仕様変更をする例
比較的大きな動作変更
標準仕様の機能を活かしつつも基本的な動作を変更する例
ハードウエアの改造を伴う変更
標準仕様をベースに、 若干のハード改造を必要とする特注例
標準仕様とは全く異なる動作をする仕様
IRD/IDDシリーズ表示器の ハードウエアのみを利用し、ソフトウェアの動作としては、標準仕様とは 全く異なる動作をする特注例
ISE特注例
パソコンソフトの改造を伴う変更
特注仕様事例
標準仕様への機能追加・変更
標準仕様の基本機能を大きく変えることなく、必要な機能を追加したり、わずかな動作仕様変更をする例
1. 停止時間の単位変更
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 停止時間の時間単位を、現場に合わせて選択したい。
- 概要
- 標準の停止時間表示に加えて、異なる時間単位の停止時間表示タイプを複数追加し、必要に応じて選択することができるようにしています。
- (1)表示タイプ08:停止時間 [00時間00分~99時間59分]※標準仕様
- (2)表示タイプ23:停止時間 [0~9999分]※追加
- (3)表示タイプ24:停止時間 [0~9999秒]※追加
- (4)表示タイプ25:停止時間 [00分00秒~99分59秒]※追加
- 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
2. タクト警報出力
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 比較的長いタクトタイムの生産現場において、設定タクトに対する時間経過の状況を知りたい。
- 概要
- 外部出力の出力条件に以下の4項目を追加しています。
- (1)タクト警報1出力・・・実績タクトが設定タクトに対して、0%以上80%未満の時出力
- (2)タクト警報2出力・・・実績タクトが設定タクトに対して、80%以上100%未満の時出力
- (3)タクト警報3出力・・・実績タクトが設定タクトに対して、100%以上の時出力
- (4)出力信号停止中出力・・・外部入力による強制出力OFFが働いている時出力
- 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
3. 実績7点入力
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 複数箇所からの実績入力を1台の表示器で計測したい。
- 概要
- 外部入力7点を全て実績入力の機能に割り当てるように機能変更することにより、
最大7箇所からの実績入力を1台の表示器で受け付けることができます。(実績入力は全て合計されます。)
※標準仕様でも実績入力の端子は2つあり、2系統の入力を受け付けることができます。 - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
4. 親子表示(主通信タイプ)
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 現在の表示内容を、他の表示器でも表示したい。
- 概要
- 表示したいデータを発信する表示器を“親”、受信する表示器を“子”といいます。
親表示器で計測したデータを、標準装備している通信ポート(主通信)から表示データとして出力し、そこに接続した子表示器(COM仕様表示器)に表示させることができます。
通信規格はRS485ですから、1台の親表示器に対して、最大30台の子表示器を接続することができます。 - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
比較的大きな動作変更
標準仕様の機能を活かしつつも,基本的な動作を変更する例
5. 外部バイナリ入力で任意の計画番号を選択して計測
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 標準仕様では計画1から順に計測を行います。
ですから、生産の順序を前もって決めておく必要があります。しかし、予め生産順序を決める事が困難な場合もあります。
これは、そのような場合に対応する特注仕様です。 - 概要
- 外部入力7点の内、5点を、計画選択バイナリー入力用に機能変更しています。
PLCなどで、計画番号をバイナリ-入力すると、その計画の計測を開始します。
計画01→計画03→計画01のように、同じ計画を何度も選択することが可能です。(累積して計測します。) - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
6. 外部入力で任意の計画番号を選択して計測
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 目的は特注例5と同じです。(計画の選択方式が異なります。)
- 概要
- 外部入力7点の内、5点を、計画選択入力用に機能変更しています。一つの端子が一つの計画に対応しているため、利用できる計画の数は少なくなりますが、選択信号をバイナリーにする必要がない分、外部の計画選択用機器が単純なスイッチボックスで済むなどの利点があります。
- 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
ハードウエアの改造を伴う変更
標準仕様をベースに、若干のハード改造を必要とする特注例
7. 親子表示 (副通信タイプ)
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 現在の表示内容を、他の表示器でも表示したい。この点では特注例4と全く同じですが、この仕様はパソコンソフトとの接続機能を維持したままで、親子表示もしたい場合に対応します。
- 概要
- 親表示器にハードウエア改造を施し、通信ポートを一つ増設します。
増設した通信ポートを副通信ポートといいます。この副通信ポートに子表示器を接続して親子表示器能を実現します。
標準装備の通信ポート(主通信)は標準仕様のままなので、Leaderなどのパソコンソフトの利用が可能です。 - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
標準仕様とは全く異なる動作をする仕様
IRD/IDDシリーズ表示器のハードウエアのみを利用し、ソフトウェアの動作としては、標準仕様とは全く異なる動作をする特注例
8. 集合表示器
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 複数の表示器の計測データの合計を表示したい。
- 概要
- 最大30台のIRD/IDDシリーズ表示器の計測データを通信により収集し、そのデータを合計して表示します。
この仕様は、標準仕様の動作とは全く異なり、それ自身は計測を行いません。また、Leaderとの併用はできません。 - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
9. 設定器数値入力表示
- シリーズ
- IRD/IDD
- 目的
- 計測などの複雑な動作をせず、キー入力したデータをそのまま表示する純粋な表示看板として使用したい。
- 概要
- 設定器で、表示位置(段)を指定して、数字キーで表示したい数値を入力すると、そのまま表示します。
この仕様は、標準仕様の動作とは全く異なり、それ自身は計測を行いません。 - 詳細
- 補足取扱説明書をご覧ください。
ISE特注例
10. 特注例リスト
特注例1 COM改 |
接続相手機器の仕様に合わせて通信プロトコルを変更 (COMタイプをベースにして機能変更) |
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(株)エー・アンド・ディ社製ウェイティング・インジケータ AD-4328(OP-03)からシリアル送信 されるデータを表示する。 | |
特注例2 CNT改 |
CNTタイプにクリアタイム機能を追加 |
クリアタイム機能(設定した時刻で自動的にデータをクリア)を追加 クリアタイムは2つまで設定可能 ※設定器が必要です。 |
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特注例3 CNT改 |
CNTタイプにアップカウントを1点追加。 |
CNTタイプにアップカウントを1点追加。 2ヶ所からのカウント入力に対応。(合計値を表示) |
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特注例4 CT改 |
CTタイプに点滅や前回CT確認機能を追加 |
入力1:前のON~最新のONまでの時間を表示 入力2:表示点滅。次の入力1入力にて点滅解除 入力3:前回CTを表示 入力4:CT、前回CTを0.0にクリア。点滅解除。 |
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特注例5 TMR改 |
TMRタイプの時間表示範囲の変更 |
時間表示範囲:0分00秒~99分59秒 入力1:ONしている間、時間カウント 入力2:0分00秒にクリア |
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特注例6 TMR改 |
TMRタイプの時間単位および動作仕様変更 |
時間表示単位:時:分 入力1:ONする度に0時間0分にクリアしてから、時間カウント |
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特注例7 TMR改 |
TMRタイプの時間表示範囲の変更 |
時間表示範囲:0~9999分 入力1:ONしている間、時間カウント 入力2:0分にクリア |
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特注例8 設定値表示 |
設定器の10キーで入力した数値を表示する。 |
入力範囲:-999~0~9999 設定器で表示on/off |
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特注例9 設定値表示 |
設定器の10キーで入力した数値を表示する。 |
入力範囲:0.0~999.9 ※小数点表示(第一位固定) 設定器で表示on/off |
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特注例10 設定値表示 |
設定器の10キーで入力した数値を表示する。 |
入力範囲:0.00~99.99 ※小数点表示(第二位固定) 設定器で表示on/off |
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特注例11 段取時間 |
段取りの時間、累積段取り時間、回数を計測・表示する |
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特注例12 時間カウントダウン |
設定した時間を初期値として、カウントダウン表示する。 |
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